今は、日本の主力産業である工業製品の生産も、海外に拠点を移して日本では僅かな生産しかおこなっておりません。
その為、これからの日本は、今までのように食糧の需給を海外に頼るのではなく、高度成長期に崩れた労働のバランスを再び修正することが必要です。
現在の、日本の労働者の雇用割合は、三次産業における国内の内需産業が70%をこえて突出しております。
日本は、エネルギーや食糧において、現在輸入がなければ、国内の自給自足ができず、このまま三次産業による内需拡大政策に依存することは、実質不可能です。
昔は、地方から都心に職場を求める若者が流入して、「核家族」と呼ばれる時代がありましたが、今の都会は若者の交際相手がいない比率が異常に高いため、「核個人」の時代になりました。
その為、家族や血縁に何のしがらみもない若者が、衝動的に犯罪を犯して、とても物騒な社会となっております。
これからは、また再び昔のように、地方が中心となって、誰もが顔のわかる地域社会の活性化が必要な時代です。
少なくとも、今は世界的な食糧難が叫ばれており、物を生産できなくなった日本は、少なくとも食糧の自給自足を目指すことが必要です。
TVなど婚活の企画でも、今は都会の男性に焦点を充てるのではなく、地方の農家や酪農家など一次産業に従事する若者に焦点が向けられています。
都会で、ネット生活する労働者では、結婚はおろか、恋をすることも難しい時代です。