日常を楽しもうとする気持ち

 医歯薬の仕事が日常の一部となることで、以前と比べて充実した毎日を送れていると感じている方がいると思うのです。まるでその仕事が自分という人間に活力を与えているように感じると思い、ともすれば今の仕事が人生のページを刻み付けるものとして意識しているのだろうと思うのです。医療人の中には、医歯薬の仕事が自分を変える魔法のように感じると思い、その仕事が日常を劇的にしていくものだと意識することが考えられるのです。日常がバラ色に染まると感じたときに、仕事を心から楽しんでいることが考えられて、仕事で充実した日常を送ることが、人生を楽しむ秘訣だとおっしゃる方がいても不思議ではないと思うのです。
 医歯薬の仕事が人生の生きがいだとおっしゃる方がいることでしょう。その仕事にやりがいを持つことで、自分のするべきことが一段と意義のあることだと意識するようになると思い、「仕事への意義の高さが日常に変革をもたらすはずだ」と信じていくことが考えられるのです。
 医歯薬の仕事を楽しんでいる方の中には、トラブルさえ楽しんでいることが窺えてきます。トラブルが起こったとしても、その障害が自分を成長させるための足掛かりだと捉えていき、ともすればトラブルをバネとした飛躍をしていくことが考えられるのです。飛躍した先には自分が思い描く理想像があることを信じることで、トラブルが自分を高める材料として意識していくようになるかもしれません。トラブルが日常に彩りを添えることさえあるでしょう。